数学探求の時間 Day1

10月2日(土)中学生を対象に『数学探求の時間』(全4回)が開催されました。
数学の楽しさや面白さを味わう!をコンセプトに関東学院大学理工学部数学教育研究会(MEAG)の学生が一味違う数学を講義してくださいました。

1回目の今回のテーマは『国際的な水問題』。
データやICTを活用して問題を考えていきます。

はじめの50分程度で、表(グラフ)やデータ整理の方法を説明。
参加者の多くは中学1年生でしたが、学校では習っていない表(グラフ)も易しく、面白く教えてくれたのでスムーズに課題に取り組むことができたようです。

そして本日の課題。
「世界には水が不足して困っている国がたくさんあります。私たちはどの国に支援をするのかを話し合って決めなければいけません。データを活用して考えてみましょう。」

配られた資料より、各国の人口数、降水量、人口増加率、貧困率、ヴァーチャル・ウォーターのデータに着目し支援する国を発表します。
※バーチャル・ウォーター(仮想水)とは、食料や畜産物を輸入する消費国が、自国でそれらを生産すると仮定した時に必要となる水の量を推定したもの。

どの国を選ぶか思案中・・・
鍬塚副校長先生も助っ人参加してくださいました!
大学生に質問
世界地図を使ったり
予想した国を発表しました

参加した生徒の感想は・・・

  • 思ったよりもデータ分析が面白かった。
  • 箱ひげ図が知れてよかった。
  • データ分析に興味が持てた。
  • いろいろな統計データが見れて面白かった。 など

最後にアンケートに答えて3時間を超える授業が終了しました。

今後の<数学探求の時間>
2回目 10月23日(土):東京オリンピック(データの分析と整理・議論)
3回目 11月20日(土):家庭科と数学のつながり(グラフ、ICT、制作)
4回目 11月27日(土):家庭科と数学のつながり(グラフ、ICT、制作)
が予定されています。
1日だけの参加でもOKなのでご参加をお待ちしています!